AGC001 参加記
気づけば前ブログを書いてから4ヶ月経ち、もう学生ではなくなっていた..
6月末くらいから再び競プロに参加できるようになり、先日記念すべきAGC001に参加しました!
遂にAtCoderも世界展開ということで、第一回に参加できて嬉しく思います。結果だけ見ると二完で悲しい感じですが(--;)
以下は復習できた問題にだけ触れます。
ちなみにeditorialはこちら
A - BBQ Easy
A: BBQ Easy - AtCoder Grand Contest 001 | AtCoder
基本的に「一番大きな串に肉をできるだけ多く刺したいなら、対となる串もできるだけ大きくする」という発想で解きました。まあソートして順番に出力していけばOK。
実装
N = int(raw_input()) L = map(int,raw_input().split()) L.sort(reverse = True) ans = 0 for i in xrange(N): ans += min(L[2*i],L[2*i+1]) print ans
B - Mysterious Light
B: Mysterious Light - AtCoder Grand Contest 001 | AtCoder
一応解けたものの、時間使いすぎて結局二完に終わってしまいました。シミュレーションするのは無理だろうってことで ぐらいまで三角形描いて 解を考えたのですが(なぜかあると思い込んでた)、結局時間を使っただけという..。
ただ、例を何個も描いて行く過程で光の軌跡の長さの変化がユークリッドの互除法っぽくなってることに気づいてそれで解けました。想定解法が美しすぎて感動しましたね。
実装
N,X = map(int,raw_input().split()) X = min(X,N-X) ans = 0 N -= X while X > 0: ans += N/X * X *3 N,X= X,N%X print ans
C - Shorten Diameter
C: Shorten Diameter - AtCoder Grand Contest 001 | AtCoder
コンテスト中最後に考えていて結局解けなかった問題。解説聞くとああーって感じです。これは解きたかったなあ。コンテスト中は木の直径をとりあえず求めて、直径の長さを持つパスの端を削ってまた直径計算して..まで考えて、いやうまくいかんやんどうしようって言ってたら終了しました。
直径が なら木の中心から各ノードへの距離がになるってのは言われてみれば確かにそうですね。勉強になりました。
実装についてはが偶数のときは各ノードが中心であると仮定して、中心からの距離が 以下となるノードの数を数えてます。 が奇数のときはエッジが張られてる一組のノードをペアとして、このエッジを無視して両ノードからの距離が 以下となるノードの数を数えました。
実装
from sys import setrecursionlimit setrecursionlimit(100000) def rad_reach(b,h,dist,E,rad): cnt = 1 if dist < rad: for nxt in E[h]: if nxt == b: continue cnt += rad_reach(h,nxt,dist+1,E,rad) return cnt def solve(): N,K = map(int,raw_input().split()) pairs = [] E = [[] for i in xrange(N)] for i in xrange(N-1): a,b = map(lambda x:int(x)-1,raw_input().split()) E[a].append(b) E[b].append(a) pairs.append((a,b)) ans = N rad = K/2 if K % 2 == 0: for c in xrange(N): ans = min(ans,N-rad_reach(-1,c,0,E,rad)) else: for c1,c2 in pairs: ans = min(ans,N-rad_reach(c2,c1,0,E,rad)-rad_reach(c1,c2,0,E,rad)) print ans solve()
再帰で書いたほうがすっきりするんですけど、pythonで出すとギリギリTLEしました(pypyなら通る)。ところがこれを繰り返しで書くとpythonでもギリギリ通りました。前もこんなことあった気がします。
D - Arrays and Palindrome
D: Arrays and Palindrome - AtCoder Grand Contest 001 | AtCoder
コンテスト中読んだもののそもそも問題の意味がわからなくて、解説放送見てやっと理解しました。なんか数列の問題かと思ったら一筆書きの話になっててびっくりした。
まだ完全に解説が理解できてないので解けたら復習記事書こうと思います。
E - BBQ Hard
E: BBQ Hard - AtCoder Grand Contest 001 | AtCoder
コンテスト中読んで意味はわかったけどどうしていいかわからず放置しました。問題文読んだ中で解説聞いて一番感動した問題です。なのでこの問題だけ詳しく書こうと思います。
ある二つの串焼きセット を選んだとき、串焼きの刺し方は同じものを含む順列を考えて
(通り)
になる(前準備しとけばで求められる)ってのはいいんですが、問題はこれを全部の組やると 組だけ計算することになるということ。これだと計算量が になるので余裕で死にます。それで諦めたのですが..
解法としては、が座標平面上で から まで左と下に進まずに至る経路の数であることを利用してます。解説放送見たとき「天才か!」って思いましたね。
サンプルを例に取ると、串焼きセット と串焼きセット で作れる串焼きの種類はからへ至る経路の数になります。で、解説だと分かりやすいように、からへの経路数と言い換えてます。
この経路をdpを使って求める方法は計算量がになりませんが、重要なのは複数の組での計算が同時に行えることです。串焼きセット3と1,串焼きセット2と1で作れる串焼きの種類を以下のように一回のdpで一気に求められます。同じものを含む順列が出てくると条件反射で で求めようとしちゃうので、これは本当にビックリしました!
で、実際の実装としては全部の組み合わせを計算するために、各串焼きセットについて に 1 を加算し、dpで計算した後は各で値を回収して和を取ります。サンプルだと が二つあるので、には2が加算され、で値を二回回収します。
すると求める値は となる..あれ?本来の解 と全然違います。理由は下の表に示したいらない部分(青字と黒字)の値も含まれているからです。
なので、同じ串焼きセットで串焼きを作った場合の種類数を引いて で割れば、 と答えが出せます。これで今度こそOKです。
余談
ところでいきなりなのですが、以下に示すpythonコードの一部を見てください。( です)
print ((ans - dup) / 2 + p) % p
違和感を覚えたでしょうか?僕はこれのせいで解法を理解したにもかかわらずめちゃくちゃ時間を無駄にしました。
当たり前なんですけど、modとってるのに割り算しちゃダメですよね..本当に何で気付かなかったんだろう..階乗の逆元は前準備のためにしっかり求めてるのに2はそのまま割るという愚行を犯しました。今度から気を付けます。
実装
pypyでも誤差レベルでギリギリ間に合ったのですが(1998ms)、今のPCにC++導入したのでC++でも解いてみました。※include等は省略
#define range(i,a,b) for(int i=(a); i < (b); i++) #define rep(i,n) range(i,0,n) #define BASE 2000 #define MAX 4000 #define MOD 1000000007 LL F[MAX*2+1],Finv[MAX+1]; LL dp[MAX+2][MAX+2]; int A[200000],B[200000]; LL pow_mod(LL b,LL e){ LL ret = 1; for (;e>0;e>>=1){ if(e&1) ret = ret * b % MOD; b = b * b % MOD; } return ret; } int main(){ int N,A_MAX=0,B_MAX=0; LL ans = 0,dup; F[0] = 1; rep(i,MAX*2) F[i+1] = F[i]*(i+1) % MOD; Finv[MAX] = pow_mod(F[MAX],MOD-2); rep(i,MAX) Finv[MAX-i-1] = Finv[MAX-i]*(MAX-i) % MOD; rep(i,MAX+1) rep(j,MAX+1) dp[i][j] = 0; scanf("%d",&N); rep(i,N){ scanf("%d %d",A+i,B+i); A_MAX = max(A_MAX,A[i]); B_MAX = max(B_MAX,B[i]); dp[BASE-B[i]][BASE-A[i]] += 1; } range(i,BASE-B_MAX,BASE+B_MAX+1){ range(j,BASE-A_MAX,BASE+A_MAX+1){ dp[i+1][j] = (dp[i+1][j]+dp[i][j])%MOD; dp[i][j+1] = (dp[i][j+1]+dp[i][j])%MOD; } } rep(i,N){ dup = F[A[i]*2+B[i]*2]*Finv[A[i]*2]%MOD*Finv[B[i]*2]%MOD; ans = (ans + dp[BASE+B[i]][BASE+A[i]] - dup + MOD) % MOD; } printf("%lld\n",ans*pow_mod(2,MOD-2)%MOD); return 0; }
F - Wide Swap
F: Wide Swap - AtCoder Grand Contest 001 | AtCoder
問題文すら読めていないので何も書けません。時間内に誰も解けなかったそうです。
まとめ
世界向け第一回ということもあってか、どの問題も学びがあるめっちゃいいコンテストでした。こんな問題とけるようになりたいし、思いつくようにもなりたいです。
次回がいつになるかわかんないですけど絶対に参加したい。
SRM684 div2 参加記
ブログ書くのもう三ヶ月ぶりくらいですね。
とりあえずどうにか卒業出来ることが決まり、めっちゃ久々にSRM に参加しました。
せっかくなので久々に参加記も書くことにします。
Easy (250) - Istr
問題概要
アルファベットの文字列 に対して、文字列に含まれる各アルファベットの数の二乗の総和をその文字列のスコアとする。この文字列から文字を 個削除してスコアを最小にせよ。
制約
, , 文字列に含まれるのは "a - z" のアルファベットのみ
解法
含まれる数の多いアルファベットから一個ずつ減らしていけばよい。制約が緩いので、一回削除するごとにソートしてました。
実装
class Istr: def count(self, s, k): cnt = collections.Counter(s) l = cnt.values() l.sort() for i in xrange(k): if l[-1] == 0: break l[-1] -= 1 l.sort() return sum(i**2 for i in l)
だから if 文の判定が実は要らないってあとから気付きました。まあ実害は無いですが。
Med (600) - DivFreed2
問題概要
以下の条件を満たす長さ の数列 は何通り作れるか。で割った余りを答えよ。
- について
- について または
制約
解法
を先頭から順番に決めていくとき、 は直前の にのみ依存します。もう明らかにDPの匂いがプンプンする。
末尾の値が t であるような問題文の条件を満たす長さ (i+1) の数列の数を dp[i+1][t]とすると、dp[i+1][t]は以下のいずれかを満たす s に対する dp[i][s] の総和になります。
問題は各 t に対して s がこれらの条件を満たしているかを全てのsについて確かめると、計算量が になってTLEすること。この部分で工夫が必要です。
この問題を解決するために累積和を用います。一つ目の条件を満たすsに対するdp[i][s]の総和については、先にdp[i][s]の累積和を小さい方から取っておけば で答えられます。
ポイントとなるのは二つ目の条件の方の求め方です。一つ目の条件を満たさないかつ二つ目の条件を満たすsに対するdp[i][s]の総和は、
( かつ を満たす sに対する dp[i][s]の総和) =
( を満たす sに対する dp[i][s]の総和) - ( かつ を満たす sに対する dp[i][s]の総和)
と考えてやることで簡単に求められます。
( を満たす sに対する dp[i][s]の総和)については、一つ目の条件のときと同様に先にdp[i][s]の累積和を大きい方から取っておけば で答えられます。
( かつ を満たす sに対する dp[i][s]の総和)については、要するに t の倍数であるような s に対する dp[i][s]の総和です。tの倍数を順番に確かめるのは で行えるので、t+1 から k まで全部確かめるよりも計算量が格段に減ります。
以上により計算量は大体 となるのでTLEを脱せます。ちょっとpythonつらそうだったので C++で出しました。
実装
using namespace std; #define P 1000000007 long long dp[10][100001],acum_u[100002],acum_l[100002]; class DivFreed2 { public: int count(int n, int k) { int i,j,cnt; long long comp_sum, ans = 0; for (i = 0; i < k+1; i++) dp[0][i] = 1; dp[0][0] = 0; for (i = 1; i < n; i++) for (j = 0; j < k+1; j++) dp[i][j] = 0; for (i = 1; i < n; i++){ for (j = 0; j < k+1; j++) acum_u[j] = acum_l[j] = dp[i-1][j]; acum_u[k+1] = acum_l[k+1] = 0; for (j = 0; j < k; j++){ acum_l[j+1] = (acum_l[j+1] + acum_l[j]) % P; acum_u[k-j-1] = (acum_u[k-j-1] + acum_u[k-j]) % P; } for (j = 1; j < k+1; j++){ comp_sum = 0; for (cnt=j*2;cnt < k+1;cnt+=j){ comp_sum = (comp_sum + dp[i-1][cnt]) % P; } dp[i][j] += (acum_l[j]%P + ((acum_u[j+1] - comp_sum) % P + P))%P; dp[i][j] %= P; } } for (j = 1; j < k+1; j++) ans = (ans + dp[n-1][j]) % P; return ans; } };
accumがacumになってるところに英語力の無さを感じる..
Hard (900) - Autohamil
問題概要
0か1のみからなる文字列を読んで動作するある決定性有限オートマトンを考える。このオートマトンの状態は 0 から n-1 の計 n 個で、状態のときに0を読むと状態 z0[i] に、1を読むとz1[i]に遷移する。
このとき、全ての状態にちょうど一回だけなるような文字列が存在するか?
制約
感想
解けなかったので感想だけ。問題概要があまり概要になってませんが、要はこのオートマトンの状態遷移図を有向グラフと見たときに、ハミルトン路が存在するか?という問題。今気付いたんですが、よくみたら問題名もAuto''hamil''でちゃんとハミルトンって主張してました笑
正直全然分からなかったのとMedバグらせて時間無かったのもあって手がつけられませんでした。また挑戦したいと思います。
まとめ
結果はdiv2 50位でレートも50ほど上がったので久々にしては頑張った方だと思いたい。ただしょうもないミスでバグらせるのはいい加減止めたいなあと思います。
レートが1163になり、やっと青くなるチャンスが巡ってきました。次こそはdiv1に上がれるようがんばります!
CODE FESTIVAL2015 決勝 (当日編) (A~E)
code-festival-2015-final.contest.atcoder.jp
なんか今更感ありますが、当日の決勝参加記をば。
本番ではA~Eまでの5問しか解けなくて悔しかったです。復習は復習編で。
A - コード川柳 (2:17でAC)
与えられた文字列の長さが順に5・7・5になってるか確かめるだけ。なのですが焦りすぎて1WAを出す失態を犯しました。
S,T,U = raw_input().split() print "valid" if len(S) == len(U) == 5 and len(T) == 7 else "invalid"
B - ダイスゲーム (16:44でAC)
解法聴いてそっかーってなったやつ。ちゃんと考えれば良かったんですが、なのででも行けるやろってことでDPしました。ただこれもバグる要素ないはずなのに変に単一リストでやろうとして(そして結局やらない)時間かかってしまった。勿体無い。
N = int(raw_input()) dice = [[0]*(6*N+1) for i in xrange(N)] for i in xrange(6): dice[0][i+1] = 1 for i in xrange(N-1): for j in xrange(6*(i+1),-1,-1): for k in xrange(6): dice[i+1][j+k+1] += dice[i][j] print max(xrange(N,6*N+1), key= lambda x: dice[N-1][x])
C - 寿司タワー (26:01でAC)
シミュレーションしました。タワーの順番を前から見ていって、シャリ・ネタまたはネタ・シャリの順番になっていたらスルー、シャリまたはネタが連続しているときは、既に分解しているパーツがあればそれを使い、なければ寿司を一個分解して使わなかった方のパーツをストックします。
N = int(raw_input()) S = map(int,list(raw_input())) n = s = cnt = inc = 0 while inc < 2*N-1: if S[inc]^S[inc+1]: inc += 2 else: if S[inc] == 1: if n > 0: n -= 1 else: cnt += 1 s += 1 else: if s > 0: s -= 1 else: cnt += 1 n += 1 inc += 1 print cnt
if文多い。解説の解法は頭良いしすっきりしてて良いですよね。
D - 足ゲームII (102:31でAC)
問題見た直後にとりあえずいもす法で累積和取ったんですが、そのあとどうすれば良いか分からない..「絶対解あるやろ!」と思ったんですが思いつかず、パーカー欲しさからセグメントツリーで殴ることを決断。
N-1点とるために必要な人数はあるボタンをスルーしたときに必要になる人数の最小値なので、セグツリーで時間の区間ごとの必要人数を管理し、各ボタン( からの間押し続けると得点がとれる)についてそのボタンをスルーしたときに必要になる人数、すなわち
- 区間 で必要な人数の最大値
- 区間 で必要な人数の最大値 - 1
- 区間 で必要な人数の最大値
の3つのうちの最大値を求めます。その最小値が答えです。計算量はなのでC++なら余裕で間に合います。
しかしながらバグらせたせいで75分も時間取られました。しかもバグじゃなくて単にinit()呼び出してないだけだったんでめっちゃ悔やまれる..
int n; int tree[100000*4]; int s[100000]; int t[100000]; void init(int N){ n = pow(2,int(ceil(log2(100000))))-1; rep(i,(n+1)*2) tree[i] = 0; } int update(int h){ if (h < n) tree[h] = max(update(h*2+1),update(h*2+2)); return tree[h]; } int query(int a, int b, int h, int l, int r){ if (r <= a || b <= l) return 0; if (a <= l && r <= b) return tree[h]; return max(query(a,b,h*2+1,l,(l+r)/2), query(a,b,h*2+2,(l+r)/2,r)); } int main(){ int N,ans,tmp; cin >> N; init(100000); rep(i,N){ cin >> s[i];cin >> t[i]; s[i]--; t[i]--; tree[n+s[i]]++; tree[n+t[i]]--; } rep(i,100000) tree[n+i+1] += tree[n+i]; update(0); ans = N; rep(i,N){ tmp = 0; tmp = max(tmp,query(s[i],t[i],0,0,n+1)-1); tmp = max(tmp,query(0, s[i], 0, 0,n+1)); tmp = max(tmp,query(t[i], 100000, 0, 0, n+1)); ans = min(ans,tmp); } cout << ans << endl; return 0; }
E - ショートコーディング(133:00でAC)
これに関しては順当に考えたというか、--は+になる、!!!は!になる、-のあとに!が来ると-が無効化されるってのを考えて行って、それをそのままシミュレーションした感じです。順番に処理しないとまずいかと思ってわざわざスタックを用意してごちゃごちゃやってます。無効化された場合はポップし、最後まで残ったものを添字順にならべてます。
S = raw_input()[::-1] m = e = 0 mstk = [] estk = [] for i,s in enumerate(S): if s == "-": if m == 0: m += 1 mstk.append(i) else: m -= 1 mstk.pop() else: if m == 1: m -= 1 mstk.pop() if e < 2: e += 1 estk.append(i) else: e -= 1 estk.pop() order = [(j,False) for j in mstk]+[(j,True) for j in estk] order.sort(key = lambda x: x[0]) print "".join("!" if v else "-" for i,v in order)[::-1]
なんかCでもこんなコード書いたなあと思いつつ提出。AC出てパーカー獲得確定したときすごく嬉しかったです。
解説見てこんな長々と書いて順に処理する必要はないと知ってちょっとショックでしたが、解けたので良しということで。
残り時間
F,G,Hを眺めて、Fが解けそうな気がしたので取り組んでたんですが解けず。結局そのまま時間切れで終了しました。
まとめ
セグメントツリー勉強してて本当に良かったと思いましたね(バグッたけど)、おかげでパーカー取れました。ただ、区間系来てよくわからなかったときにとりあえずせグツリー持ち出しちゃうのは良くない気がする..
6問目解きたかったんですが5問で終わったのは残念でした。ここで6問目を解ける実力を付けたい。
CODE FESTIVAL2015 参加記
この前の土日(11/14・15)に開催されたCODE FESTIVAL2015に参加しました!
せっかく参加してきたので全体的な感想とか書いていこうかなと思います。写真とっときゃ良かったと後から後悔(T_T) どう解いたとかは上げるとしたら別口で。
0日目(11/13)
僕は自宅から3時間半位で行けてしまうので前泊代は出ないんですが、朝早いのはつらいので自主前泊しました。先輩にお会いできたので金はかかるけど悪くない選択肢だった。
1日目(11/14)
起床フェイズに無事成功し、送迎バスで会場へ。
受付が完了した後本会場でTシャツとかシリコンバンドとか色々頂きます。このシリコンバンド、僕は何気なく赤色をもらったのですが、よくよく確認すると色が黒、赤、黄、青、白の五色で(もしかしたら他にもあったのかも)レーティング説が浮上。赤をとったのをめっちゃ後悔しました。緑の雑魚に人権は認められないのか
あと壁にTweetを映す為に天井付近にMac Bookが置いてあったのが印象に残ってます。
開会式・ルール説明
indeed社の方からのメッセージを聴いたりして開会。今回のルールでは何とパーカーの獲得条件が5問ということが判明し、やる気が高まります。
本戦(12:00~15:00 12:45~15:45)
12:00から遂に本戦開始!!と思ったら通信トラブルが発生して超延長する事態に。12:45に開始した後も通信が不安定で結構怖かったです。
結果としてはA,B,C,D,Eを順番に5問解いて無事パーカーゲットしました!!ただDをバグらせたせいで時間かかったのがたたって129位だったのが悔しい。あともう一問解ければ大満足だったのですが六問目の壁が厚かったです。あと一問解きたかったなあ。
自由行動(16:30くらい~21:00)
一日目は本戦が終わったあとは各自自由にブースを動いて良いということで、僕はトークライブに行ってました。用意されているコンテンツは
などなど。同時進行なので全部回るのは不可能だし、食事をゆっくり味わう時間が無かったのが少し残念。
本戦解説 (16:30くらい~17:00くらい)
通信トラブルがあったため、その分解説は巻きに巻くこととなりました。chokudaiさんの焦りようが半端無く、時間ないから端折り方がひどいww chokudaiさんも仰ってたけど本番時に解けなかったのにあの解説で理解できたら天才だと思う。今現在は解説読んで復習中。
今回の問題では区間DPが学べたことが大きな収穫だなーと思ってます。それと、Hの焼肉の問題はセグメント系の問題かと思ってたのに気付いたらグラフの問題になっててダイクストラ法で解説されててめっちゃびっくりしました。
チームUnagiによるトークライブ(17:15~18:00)
秋葉さんがICFPPC優勝する為に作ったというチームUnagiの裏事情とか。Red Coder 6人集めるよりもきっと強いと仰っていて(そして本当に強い)、全員が問題を解くのではなくインフラ係とかしっかり役割分担していてチームとして良い働きができてるそうです。チームの人数も計算資源も無制限ってところが面白いですね。是非挑戦して欲しいって仰ってました。マラソン系のコンテストは出たことがないのでちょっとやってみたい。
秋葉さんからのメッセージ「かかって来いやあ!」
続・ペアプログラミング(18:15~19:00)
"呪いをかけられたせいでコーディングができない秋葉に迫り来る刺客(チョク・ダーイ)からの襲撃(出題)。秋葉はhyonにコーディングしてもらうことで襲撃を退ける(ACする)ことが出来るのか?!"
みたいな設定で始まる秋葉さんとhyonさんによるペアプログラミング。こちらの問題を解かれてました。デバッグで嵌る恐ろしさが伝わってくるリアルなコーディングでしたね。
本当に時間内に終わるのか!?ってところで提出して(BGMは例のアレ)見事ACが出たときはちょっと感動しました。
まあ普通に面白かったんですが、これを聴きに行った一番の収穫は名前だけ"は"知ってたオイラーツアーが何なのかを知れたということです。言われた通りちゃんと覚えて帰ってきたので、これから使っていきたいところ。
エキシビジョンマッチ(19:40~20:40)
本戦の上位5名+スペシャルゲストによるエキシビジョンマッチを観戦(オープン参加も出来る)。参加者の方々もサービス精神旺盛で、画面越しに解説してくれたりメッセージを送ってくるのには笑ってしまいました。
それにしてもゲストのりんごさん全完とか強すぎでしょ..
1日目を終えて
1日目も終了し、宿に帰って2日目に備えるのかと思いきや、CODE FESTIVAL2015には恐ろしい企画が用意されていました..
短縮王に嵌る
CODE FESTIVAL2015では、与えられた問題をいかに短いコードで解けるか競うコンテスト(短縮王)が2日目の正午まで開催されており、1日目の夜はずっとこれをやってました。正直Perlに勝てる気がしないのでpython最短を目指して頑張り、B問題でpython一位に並ぶ190byteまで行ったのですが結局言語最短とれず.. eval とか execって知らねえぞ..
ただ副産物としてUnion Findの手軽な書き方が出来るようになったので、これは今後活かせる気がします。寝るのめっちゃ遅くなったけど。
2日目(11/15)
起床フェイズ..失敗
確かに7:00に目覚めたのに気づいたら9:00過ぎてた。なんで僕は4:00頃まで短縮王やってたんだろう..後悔の念が次から次へとこみ上げる..
あさプロ(9:10~10:40)
頭が回らない朝からプロコンするというなかなかつらい企画なのですが、時間を見たら分かる通り僕の起床が開始時刻くらいだったので非常にマズい。
焦って準備してタクシーに飛び乗り30~40分遅れ位でEasyに参加。A,B,Cまで速攻で解いたんですが、Dが解けない..あとから人に聞いたら、これあれやん、ペアワイズアラインメントやん、DPやん、知ってるやん.. 頭が回ってなかったなあと言い訳してみる。
ワンランク上に行くプロコン講座(11:15~12:00)
高橋直大氏によるトークライブ。問題のパターンの話とか、こういう問題のとき何のアルゴリズムを使うかとか勉強になりました。出来ればもう一度見直したいのではやく上がらないかな..
りんごの挑戦状(12:15~13:00)
rng_58氏によるトークライブで、本戦優勝者などがりんごさんの出題する問題に挑戦する企画。プロコンはあんまり関係なかったみたいですが結構面白かったです。RGB答えるとかむずすぎ
ショートコーディング「短縮王」徹底解説(12:15~13:00)
スタンプ欲しさに途中からこっちもちょっと聴いてました。僕の起床フェイズ失敗の原因となった短縮王の解説です。Perl強すぎんよって感じですが、Cで短く書く為にレジスタの中身を把握したりとか、短く書く為には言語仕様を把握するのが大事だって事がよくわかります。
太鼓の達人・DDR
スタンプ欲しさに(以下略)。人生で初めてDDRやったんですが、そのあとにランカーによるデモプレイだった為、それを見る為に集まってる人が結構居て「僕やって良いのかな..?」って思わずにはいられなかった。時間無くて太鼓の達人だけランカーの方のプレイ見たんですけど、手の動きおかしいやろ!
ボードゲーム
スタン(略)。やったことないの沢山あったんでやってみたかったんですが、時間が全然なくて断念。紐をテーブルに置いてその上にメンコみたいなの投げ込む奴がめっちゃくちゃ気になった。
チーム対抗早解きリレー(14:15~15:45)
2日目のメインイベントです。僕は本戦で129位だったのでチーム09 "すぬけ"のメンバーとして参加しました。プロコンにチームで挑むのも初めてでしかも10人で組むなんてもう初めて過ぎてどうすりゃいいのかわからん笑 とりあえずうちのチームは順位順に問題を振ったので、自分の問題をすばやくちゃんと通すことを最優先して、あとは人の問題一緒に考えたりしてました。
大人数であーだこうだ言って挑むのもなかなか楽しいですね。順位は9位でしたけど一問誰かが通す度にすごく嬉しいかったですし、全員通して全完できたときの感動はなかなかのものでした。めっちゃ楽しかったです!
ハッピーアワー(16:00~17:00)
最後の交流会的なもの。僕人見知りなので正直あんまり交流できてないんですが、この界隈の人と少しでも交流できたのは良かったかなあと。またどこかのオンサイトで会えると良いですね。あと知り合いをやっと特定できたり。
閉会式(17:00~18:00)
最後にドローンで記念写真をとって終了。いやあ二日間あっという間だった。
おわりに
上に書いた通り、2日間ぶっ通しで内容盛り沢山の充実した時間で、とても楽しかったです。
思えば去年の10月かそれくらいから先輩に誘われてちゃんとプロコンに参加するようになり、CODE FESTIVALに出るのは一つの目標だったのですが、本当に出れて良かったと思います。残念なのは僕がM2なのでもう二度と出ることは叶わないということです。B4ぐらいから始めとけば或いは..
出られるのが大学(院)生相当のみということもあって本戦に出られる可能性は結構高いので、プログラミング少しでも興味ある学生には是非目指して欲しいコンテストだと思いました。何より自分の金銭的負担がなくこれだけコンテンツが盛り沢山なのが良いところ。まあ一年で無理でも二年くらいあれば行けそうな気がする。
CODE FESTIVAL 終わっちゃったけど僕のプロコン人生が終わった訳ではありません。とりあえず早く青くなって人権を得るところから始めたい..
おまけ: 戦利品
またTシャツとパーカーが増えてしまった..。トートバッグが実は参加賞の中では一番嬉しかったり。タンブラー欲しかったのでスタンプラリーは最後らへんかなり強引に回ってしまいました。