俵言

しがない社会人が書く、勉強とかのこと。最近は機械学習や kaggle 関連がメイン。

CODE FESTIVAL2015 参加記

この前の土日(11/14・15)に開催されたCODE FESTIVAL2015に参加しました!

recruit-jinji.jp

せっかく参加してきたので全体的な感想とか書いていこうかなと思います。写真とっときゃ良かったと後から後悔(T_T) どう解いたとかは上げるとしたら別口で。

0日目(11/13)

 僕は自宅から3時間半位で行けてしまうので前泊代は出ないんですが、朝早いのはつらいので自主前泊しました。先輩にお会いできたので金はかかるけど悪くない選択肢だった。

1日目(11/14)

 起床フェイズに無事成功し、送迎バスで会場へ。

 受付が完了した後本会場でTシャツとかシリコンバンドとか色々頂きます。このシリコンバンド、僕は何気なく赤色をもらったのですが、よくよく確認すると色が黒、赤、黄、青、白の五色で(もしかしたら他にもあったのかも)レーティング説が浮上。赤をとったのをめっちゃ後悔しました。緑の雑魚に人権は認められないのか

あと壁にTweetを映す為に天井付近にMac Bookが置いてあったのが印象に残ってます。

開会式・ルール説明

 indeed社の方からのメッセージを聴いたりして開会。今回のルールでは何とパーカーの獲得条件が5問ということが判明し、やる気が高まります。

本戦(12:00~15:00 12:45~15:45)

 12:00から遂に本戦開始!!と思ったら通信トラブルが発生して超延長する事態に。12:45に開始した後も通信が不安定で結構怖かったです。

結果としてはA,B,C,D,Eを順番に5問解いて無事パーカーゲットしました!!ただDをバグらせたせいで時間かかったのがたたって129位だったのが悔しい。あともう一問解ければ大満足だったのですが六問目の壁が厚かったです。あと一問解きたかったなあ。 f:id:Tawara:20151117235136p:plain

自由行動(16:30くらい~21:00)

 一日目は本戦が終わったあとは各自自由にブースを動いて良いということで、僕はトークライブに行ってました。用意されているコンテンツは

などなど。同時進行なので全部回るのは不可能だし、食事をゆっくり味わう時間が無かったのが少し残念。

本戦解説 (16:30くらい~17:00くらい)

 通信トラブルがあったため、その分解説は巻きに巻くこととなりました。chokudaiさんの焦りようが半端無く、時間ないから端折り方がひどいww chokudaiさんも仰ってたけど本番時に解けなかったのにあの解説で理解できたら天才だと思う。今現在は解説読んで復習中。

今回の問題では区間DPが学べたことが大きな収穫だなーと思ってます。それと、Hの焼肉の問題はセグメント系の問題かと思ってたのに気付いたらグラフの問題になっててダイクストラ法で解説されててめっちゃびっくりしました。

チームUnagiによるトークライブ(17:15~18:00)

 秋葉さんがICFPPC優勝する為に作ったというチームUnagiの裏事情とか。Red Coder 6人集めるよりもきっと強いと仰っていて(そして本当に強い)、全員が問題を解くのではなくインフラ係とかしっかり役割分担していてチームとして良い働きができてるそうです。チームの人数も計算資源も無制限ってところが面白いですね。是非挑戦して欲しいって仰ってました。マラソン系のコンテストは出たことがないのでちょっとやってみたい。

秋葉さんからのメッセージ「かかって来いやあ!」

続・ペアプログラミング(18:15~19:00)

 "呪いをかけられたせいでコーディングができない秋葉に迫り来る刺客(チョク・ダーイ)からの襲撃(出題)。秋葉はhyonにコーディングしてもらうことで襲撃を退ける(ACする)ことが出来るのか?!"

みたいな設定で始まる秋葉さんとhyonさんによるペアプログラミングこちらの問題を解かれてました。デバッグで嵌る恐ろしさが伝わってくるリアルなコーディングでしたね。

本当に時間内に終わるのか!?ってところで提出して(BGMは例のアレ)見事ACが出たときはちょっと感動しました。

まあ普通に面白かったんですが、これを聴きに行った一番の収穫は名前だけ"は"知ってたオイラーツアーが何なのかを知れたということです。言われた通りちゃんと覚えて帰ってきたので、これから使っていきたいところ。

エキシビジョンマッチ(19:40~20:40)

 本戦の上位5名+スペシャルゲストによるエキシビジョンマッチを観戦(オープン参加も出来る)。参加者の方々もサービス精神旺盛で、画面越しに解説してくれたりメッセージを送ってくるのには笑ってしまいました。

それにしてもゲストのりんごさん全完とか強すぎでしょ..

1日目を終えて

 1日目も終了し、宿に帰って2日目に備えるのかと思いきや、CODE FESTIVAL2015には恐ろしい企画が用意されていました..

短縮王に嵌る

 CODE FESTIVAL2015では、与えられた問題をいかに短いコードで解けるか競うコンテスト(短縮王)が2日目の正午まで開催されており、1日目の夜はずっとこれをやってました。正直Perlに勝てる気がしないのでpython最短を目指して頑張り、B問題でpython一位に並ぶ190byteまで行ったのですが結局言語最短とれず.. eval とか execって知らねえぞ..

ただ副産物としてUnion Findの手軽な書き方が出来るようになったので、これは今後活かせる気がします。寝るのめっちゃ遅くなったけど。

2日目(11/15)

 起床フェイズ..失敗

確かに7:00に目覚めたのに気づいたら9:00過ぎてた。なんで僕は4:00頃まで短縮王やってたんだろう..後悔の念が次から次へとこみ上げる..

あさプロ(9:10~10:40)

 頭が回らない朝からプロコンするというなかなかつらい企画なのですが、時間を見たら分かる通り僕の起床が開始時刻くらいだったので非常にマズい。

焦って準備してタクシーに飛び乗り30~40分遅れ位でEasyに参加。A,B,Cまで速攻で解いたんですが、Dが解けない..あとから人に聞いたら、これあれやん、ペアワイズアラインメントやん、DPやん、知ってるやん.. 頭が回ってなかったなあと言い訳してみる。

ワンランク上に行くプロコン講座(11:15~12:00)

 高橋直大氏によるトークライブ。問題のパターンの話とか、こういう問題のとき何のアルゴリズムを使うかとか勉強になりました。出来ればもう一度見直したいのではやく上がらないかな..

りんごの挑戦状(12:15~13:00)

 rng_58氏によるトークライブで、本戦優勝者などがりんごさんの出題する問題に挑戦する企画。プロコンはあんまり関係なかったみたいですが結構面白かったです。RGB答えるとかむずすぎ

ショートコーディング「短縮王」徹底解説(12:15~13:00)

 スタンプ欲しさに途中からこっちもちょっと聴いてました。僕の起床フェイズ失敗の原因となった短縮王の解説です。Perl強すぎんよって感じですが、Cで短く書く為にレジスタの中身を把握したりとか、短く書く為には言語仕様を把握するのが大事だって事がよくわかります。

太鼓の達人DDR

 スタンプ欲しさに(以下略)。人生で初めてDDRやったんですが、そのあとにランカーによるデモプレイだった為、それを見る為に集まってる人が結構居て「僕やって良いのかな..?」って思わずにはいられなかった。時間無くて太鼓の達人だけランカーの方のプレイ見たんですけど、手の動きおかしいやろ!

ボードゲーム

 スタン(略)。やったことないの沢山あったんでやってみたかったんですが、時間が全然なくて断念。紐をテーブルに置いてその上にメンコみたいなの投げ込む奴がめっちゃくちゃ気になった。

チーム対抗早解きリレー(14:15~15:45)

 2日目のメインイベントです。僕は本戦で129位だったのでチーム09 "すぬけ"のメンバーとして参加しました。プロコンにチームで挑むのも初めてでしかも10人で組むなんてもう初めて過ぎてどうすりゃいいのかわからん笑 とりあえずうちのチームは順位順に問題を振ったので、自分の問題をすばやくちゃんと通すことを最優先して、あとは人の問題一緒に考えたりしてました。

大人数であーだこうだ言って挑むのもなかなか楽しいですね。順位は9位でしたけど一問誰かが通す度にすごく嬉しいかったですし、全員通して全完できたときの感動はなかなかのものでした。めっちゃ楽しかったです!

ハッピーアワー(16:00~17:00)

 最後の交流会的なもの。僕人見知りなので正直あんまり交流できてないんですが、この界隈の人と少しでも交流できたのは良かったかなあと。またどこかのオンサイトで会えると良いですね。あと知り合いをやっと特定できたり。

閉会式(17:00~18:00)

 最後にドローンで記念写真をとって終了。いやあ二日間あっという間だった。

おわりに

上に書いた通り、2日間ぶっ通しで内容盛り沢山の充実した時間で、とても楽しかったです。

思えば去年の10月かそれくらいから先輩に誘われてちゃんとプロコンに参加するようになり、CODE FESTIVALに出るのは一つの目標だったのですが、本当に出れて良かったと思います。残念なのは僕がM2なのでもう二度と出ることは叶わないということです。B4ぐらいから始めとけば或いは..

出られるのが大学(院)生相当のみということもあって本戦に出られる可能性は結構高いので、プログラミング少しでも興味ある学生には是非目指して欲しいコンテストだと思いました。何より自分の金銭的負担がなくこれだけコンテンツが盛り沢山なのが良いところ。まあ一年で無理でも二年くらいあれば行けそうな気がする。

CODE FESTIVAL 終わっちゃったけど僕のプロコン人生が終わった訳ではありません。とりあえず早く青くなって人権を得るところから始めたい..

おまけ: 戦利品

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またTシャツとパーカーが増えてしまった..。トートバッグが実は参加賞の中では一番嬉しかったり。タンブラー欲しかったのでスタンプラリーは最後らへんかなり強引に回ってしまいました。